自分という船の船長は、自分であるということ

文化財に関しても・・・人生に関してもいえることなのですが、
とくに、その命運をかけた決断をするときに、
おそれや心配が走らない人はいないと思います。

実際怖いですよ。かつて修復した文化財も、
自分の手の中にあるときは、全力の限りを尽くします。
しかし、その手から離れてから、
壊滅していることもあるんです。

文化財だって、保たせようと思えば、それ以上の寿命を確保できるように対処しなくてはなりません。
でも、粗末にされて、
本当は粗末にしたことが問題なのに、

修復担当者の責任にされることがあります。
間違えないで頂きたいのです。

文化財の医師としては、
病棟に収容できるのであれば、全部収容したいんですよね。
面倒も見たい
でも、
圧倒的に人も予算も足りない。

そして修復後の文化財のおかれている場所が

最大の問題なのです。

文化財の保存環境に関して、もっと積極的な手を打たなければ、
発掘調査そのものが、仕分け対象になり得るのです。

大阪府のことを言えば、橋元知事のやり方にも一理はあります。
もっと、
「未来のことは、未来を背負う責任のある人が、現場の中で会議するべきである。汗をかくところなら、まず汗をかいて、本当の現場のつらさを骨身にしみこませて、その上で会議をするべきだと思うのです。」

スクラムを組んだことのない人間が、ラグビーの何を理解できるでしょうか?

吹き飛ばすのは、未来責任の意識の薄い人たちの考えであるべきです。
現場責任の重さを知らない人間の、軽率な決断こそ、権力の斧で断ち切るべきものだと思うのです。

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